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あたりまえだけどなかなかできない英語発音のルール 米加英豪4ヵ国のアクセント [ホールド]

CDBあたりまえだけどなかなかできない英語発音のルール (アスカカルチャー)








手っ取り早く各国英語の違いを知りたい人向けのCDブックだ。

または、自分の英語知識がどの国のものかチェックするのに有効だ。

色々な英語を知りたいという人なら買っても損はないだろう。

ただし、良いことなのか悪いことなのか、どれも聞き取りやすい英語だ。





英語ネイティブでも実はその国の英語に合わせようとする人はいる。デスクの後ろにある本棚に◯◯英語の本といったタイトルで入っていたのを目撃したことがある。

あぁ、マネージャーである彼も苦労してるんだな、と思ったものだ。




イギリスから外に出るとやはりそのアクセントを聞くとムッとする人が出て来る。日本人がうっかり発音すると声を上げて掛かって来る。

アジア系である日本人は特に「郷に入りては郷に従え」を意識しなければならない。





ちょっと残念なのはタイトルだ。

これだと手に取るか詳しく調べない限り、一般の英語発音トレーニング本かと思われる。

こういった少しだけマニアックなものが好きな読者や英語好きを想定した方がいいのではないか。






本書は、米国、カナダ、英国、オーストラリア英語の一般的と想定される発音の比較をメインとし、語彙の違いが解説されている。

聞き分けは難しくないだろう。

自分で発音するのが大変だ。つまり、ごちゃ混ぜにするのか、特定の発音にチューニングするのか、はたまた切り替えるのかだ。

殆どの人は特定地域の発音方式を選ぶことになり、それでも日本語の癖の香りが出るのだろう。






第5章は、音声が無い。これは細分化された英語か対象外地域の発音だからだ。

ルール93から100までは、アメリカ南部、コックニー、 アイルランド、オーストラリアのスラング、中国人の英語、シングリッシュ、フォニックス、日本人の英語が載っている。




アメリカ南部英語については、『ナマった英語のリスニング』や『アメリカ英語方言のリスニング』にも収録されている。

シンガポールの英語、シングリッシュは『シンガポールを旅する会話』がある。



友人でアイルランドに留学した人間がいるが、耳がアイルランド英語にチューニングされていた。

アイルランド英語に絞った直球勝負の丁寧な解説のある和書があったら多分買ってしまうだろう。

あたりまえだけどなかなかできない英語発音のルール






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