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人間はみな語学の天才である 周波数 [ホールド]




この本は「周波数」に関する語学本である。

語学上達のためということでは特に購入する必要の無い本である。



著者は1920年の生まれで、本書の初版は1993年だ。訳者はトマティス研究会となっている。

目次

序章 
第一章 聞こえない耳
第二章 人間の土地、バベル
第三章 さあ、言語をめざせ!
第四章 言語は文法のみにあらず
第五章 言語の四つのカギ
第六章 ポリグロットになるには
第七章 子供と外国語学習
第八章 成人と外国語学習
バベルの塔の再発見
付録 聴覚言語学的同化の諸法則


*本邦訳版の編集にあたっては、オリジナル版の第四章の全部と第五章の一部をカットいたしました。





周波数と語学の関係は少し前に流行ったようだが、実際のところ本書176ページにはこのような記述がある。

 私は一九五二年以降、本書の付録にあげた諸法則を立証し、その応用をはかるために「聞き方」、そしてその結果としての「話し方」を変えることのできる装置を開発することに全力を傾けた。


ということで、日本では新しく聞こえるこの研究はかなり古くからあるということだ。



この本は言うまでもなくこの方式を使った学校の宣伝のための本であるが、その実際の教材の効果以前に本書の説明はどうも擬似科学のような印象を受ける。

著者はパリ大学医学部卒の人間である。だからといって全てが科学的とは限らない。

良くあるのが、お医者さんがすすめる健康法だ。正反対の方法が書店で平気で並べられているのだ。つまり医者が書けば科学的でも無ければ整合性があるわけでもない。

どうもこの本の説明だと地理的要因が言語に多大な影響を及ぼしているようだ。読んでいるともっともらしく聞こえてしまう。




27ページにはこう書かれている。
聞き取れない音は、例外なく声にだしていうこともできないからである。

つまり、聞き取れれば、声に出して言うことができる、とは限らないとも言える。

本書の中で、聴き取りと発音/発声の関連がどうもはっきりしなかった。聴き取れれば喉が舌が自動的に動くようになるわけではなかろう。少なくとも別の筋肉であり、聞き流せば喋れるとか英語のシャワーを浴びれば喋れるようになるなどのように感じる。大人ならば言語学的知識や発音トレーニングなり矯正ができる。こういったものがなければ喃語の期間も存在する理由が無くなるのではないか。聞くと発音するは別と考えた方が良いだろう。




面白そうなテーマが詰まっている本で言語学に興味がある人は読んでいて楽しめるかも知れないが特にこれといって取り入れるべきものはない。

外国語学習は周波数がキーとなると思うならば試してみるのもいいかもしれない。

人間はみな語学の天才である



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